武漢の家に戻れず、現在、福岡で一人暮らしの上海人NORAみんです。
（旦那の）実家暮らし、やっと旦那の武漢復帰とともに終了しました！滞在期間、半年間以上でした！自分に「お疲れ！」と言って褒めてあげたい！
武漢に戻ったのは旦那のみ、私は以前自分が投資用に購入した福岡のマンションへ引っ越すことにしました。このマンションを購入しといてよかったと思いました！このマンションがなければ、私は今でも実家で我慢しなければなりません…本当によかった！
旦那と結婚して12年経ちましたが、別々で生活するのが今回初めて。たまに、旦那の出張や、私が母や友人と旅行へ行ったりすることはよくありましたが、その時の心境は今と全然違うものでした。
フライトの日、家を出発したのは朝5時半だった、いつもの私なら、ベッドに寝たまま「いってらっしゃい」と言って終わりでしたが、今回は違う。武漢でコロナに感染しないか、一人でちゃんとご飯を食べてくれるか、今度会える時はいつか…不安がいっぱいでした。戦時の人々もこのような心境で家族を送り出したのだろうか、ホームで電車を待つ旦那に笑いながらバイバイをして、背を向けた瞬間に涙が止まりませんでした。
一方、旦那は放たれた鳥のように嬉しそうだった、朝からとても元気でルンルン気分。空港でキッズルームがやってないよとの情報や、ビジネスクラスにアップグレードされたぜぇとの情報を送ってきたり、楽しそうだった。しかし、こんな気分でいられたのはそこまでだった、武漢についたその瞬間、地獄に変わったよう。
中国のPCR検査は手加減なしで怖かったらしい。実は、中国へ入国するために日本で一旦PCR検査を受けなければならない、その際、唾液のみで結果が分かる検査だったから、最近進化したなとの印象だったのに、まさか中国では長い綿棒で鼻や喉をグリグリするとの原始的なやり方だったとは…、そして血まで抜かれることも思ってもみなかった。しかも、このやり方を14日間の間に3回ほど実施されました。うちの旦那は怖がりで痛がり、本人にとって本当に地獄だったようですね。幸い、血を抜かれるのは最初の1回だった、何のために抜いたかは謎ですが…（中国語を話せないから、説明聞いても分からなかったでしょう）
隔離施設とされたホテルはなかなかよかったらしい、広くて眺望のいい部屋で、日本人用にウォシュレットまで仮設してくれた。そして、1日3食（ほとんど日本食）を玄関外に置いてくれるし、部屋にはお菓子や飲料水などいっぱい用意してくれた。部屋掃除がない代わりに、日常用品や掃除・洗濯グッズも置いてあった。
この環境なら、隔離も悪くないなと思うかもしれません、それには条件が必要かも。
条件①、日本人のみ搭乗するチャーター機に乗ること；
今回はラッキーなことに、東京から武漢まで直行便のチャーター機に乗ることができました。武漢封鎖して以来、東京から武漢までの直行便はチャーター便のみになった。現状、武漢までには上海経由便しかなく、乗るにはキャンセル待ちで10月までチケットがない状況。上海経由便を乗れたとしても、日本人対応のサービスがなく、中国人待遇になってしまうのだそうです。例えば、ウォシュレットの仮設と日本食の提供がないなど。（現地コンサルティング業者による）
条件②、隔離ビジネス争奪戦の中で、理想なホテルが勝つこと；
中国では隔離人員を受けながらも一般営業可能なので（事実確認済み）、ホテル側としても隔離ビジネスは喉から手が出るほど欲しいでしょう。しかし、どのホテルで隔離するかは地元政府の指定ですから、隔離客の争奪戦でみんな必死のはずです。実は最初、別のホテルで隔離する予定だった、写真や口コミから判断してもっと良さそうなホテルだったが、政府の認可が下りないとの理由で急遽今のホテルに変更になった。政府がどのような基準で決めてるかは分かりませんが、理想なホテルかどうかは運任せだと思いましょう。
隔離経験が様々のようですので、うちの旦那はその中でもラッキーな方だったと思います。例えば、広州で隔離された日本人の話によると、食事代と別、コーラ1本20元（約300円）、缶ビール1本60元（約1000円）のホテル価格請求されたそうです。幸い、うちは1日食事代200元（約3000円）、3食と飲料水ソフトドリンク・お菓子・日用品全部込みでした。ビールを飲みたければ、武漢イオンでオンライン電子決済して部屋まで届けてくれるらしい、とても便利でした。
人生で経験したことのない隔離生活いかがですか、経験してみたら、人が変わるかもしれませんよ、うちの旦那のように、暇すぎてお弁当も作れるようになったんですよ。↓↓↓
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