感想&体験 日本語記事

家族・家、日本と中国の違い

旦那の実家埼玉で外出自粛中の上海人Noraみんです。今日で、武漢を離れてそろそろ3ヶ月間が経つけど、帰れる目処がまだついていない。武漢に帰りたくない気持ちと、旦那の実家で長く居候したくない気持ちが混じって複雑な心境です。他人の家で長く暮らしていると、自分の家が恋しくなってしまうよね、どこであろうとどんなにボロかろうとやっぱり自分家が一番いいよね…

ということで、「家族」や「家」について、日本人と中国人の違いについて雑談してみたいと思います。

日本では社会人になっても親と一緒に生活する人は割と少ないと聞いたことがあります。学生の時代からアルバイトして、お金を貯めたら上京して独立する、大体高校卒業したら1人暮らしを始める人がほとんどだと聞いたことがあります。しかし、中国人(上海人)の場合は違うね。高校はもちろん、大学までアルバイトはほとんどしないし、大学が遠くなければなるべく実家暮らしするし、もちろん学費や生活費も親が全額負担。社会人になって結婚するまで、ほとんどの人は親と一緒に暮らし続けている。男性の場合は、結婚するための家まで親に購入してもらう人もたくさんいる、そして、親も喜んでお金を出してる、なぜかって?それで子供の生活を干渉し続けていく理由になるからです。

中国人(上海人)の生態はやばいと思うかもしれませんが、実は、上海人はとても優しくて親孝行です、親からの干渉を親からの「愛」だと思っていて、全力で受け止めています。結婚相手より親の方が大事だと思う人も少なくないし、親を大切に思う人と結婚したいと主張する人もたくさんいますからね。日本人の皆さんはどう思いますか?正直、私は苦手ですね…

なぜかって?お互い依存しすぎてる関係が嫌いだから〜

上海人の男はとても親孝行で優しいな人が多いけど、自立ができない人やママっ子が多いのが原因かもしれませんね〜

そして、子離れできない親が多くて、趣味を持ったり、第二の人生を楽しむのではなく、結婚した子供の生活を心配したり、孫の面倒を見ることが第二の人生だと思う人が多いので、子供への「愛」だと称して、常に子供の日常を干渉して行くのです。

私のお友達から聞いた話ですが、夫婦ケンカしていると、マンションの同じ階に住む旦那の親が駆けつけて来て、ケンカを止めに来たつもりだったが、奥さんが白熱して自分の親を呼んできてしまった結果、親同士のケンカになってしまい、結局、お互い実家に戻り別居することになりました。ネタじゃないですよ、本当にあったことです。

このような異常に依存してしまう原因となったのは、「家は購入するもの」との思い込みから始まった悲劇だと思います。

私が小さい時に聞いた有名なネタがある:中国人は80歳まで働いて、やっと家を買えるお金を貯めて、いざ購入となると死んでしまいました。そして、アメリカ人は20歳からローンをして家を購入して入居、そして60歳まで全てのローンを返済して、80歳まで自分の家で暮らしていた。結果、自分の家に、中国人は一度も住んでいないが、アメリカ人は60年以上も住んでる。

この話を聞かされてから、「家を買わなくちゃ」との考えが吹き込まれたようで、周りの人はお金がなくてもローンすれば良いと家を購入し始めたのです。そして、いつの間にか、住む家は購入した家でなくちゃならないと言う固定観念が生まれたのです。

中国にはこんな法律がある:結婚前に買った家は配偶者の財産にならない、そのため、離婚してしまった場合、相手に財産分与されないのだ(2005年ごろの法律)。それで、ほとんどの人が20代で家を持つことに、もちろん親のお金でね。お金もち親なら一括で払ってくれるが、そうでないと頭金だけ払ってくれることに、残りの分は、子供がローンで返済するか、結婚した場合は配偶者と一緒に返済する人もいる。離婚率の高い中国では、ああ、想像しただけでゾッとしますね。

このように、家を買うことで、金銭面でお互に複雑に絡まってしまった結果、お互いうまくやって行くためならいい関係を維持しなければならなくなる、それが表で見える親孝行と良さそうな家族関係。

もちろん、親を依存しない人もいるし、成人した子供と関わるより自分の人生を楽しみたい人もいるが、日本人と比べると割合が少ないとのこと。

あれ、私また、中国の悪口を言ってしまった?!そうね、私の旦那さんは日本人でよかった!それを言いたかった(笑)

 

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noramin

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