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【体験談】中国人のドタキャンは日常茶飯事?実体験を語ります。

こんにちは、上海人のNoraみんです。

最近、東大特任准教授がTwitterで、「中国人が採用しない」と発信した件で、差別だと批判を受けてるみたいんだが、実際そう思ってる日本人はたくさんいると思います。私は中国人として、ここで弁明するつもりがなく、むしろ後押しするような記事を書くつもりです。

 

中国生まれの私は数えられないほど、同胞にドタキャンされることがありました。例えば、お友達と会う約束した当日に寝坊で来れなくなったと言われて一人で街をぶらぶらした経験とか;結婚式の当日に、打ち合わせ済みのメーク師に来れなくなったと言われ結局自分でメークした経験(代わりに素人ぽいメーク師が来てたけど、下手だった);昔からこんなことをさんざんされても平気でしたが、日本に10年間ほど暮らしてから、久しぶりに中国へ戻ると、ドタキャンされるたびぞわぞわして気分がわるいと感じるようになった。

 

事件は一昨日に起きたこと、私が住む住宅地の管理組合の責任者フーさんから一通のメッセージが来た。

フーさん(管理組合の責任者):「おはよう!今 空いてる?」

私:「おはよう」

フーさん:「家にいるの?」

私:「いるよ」

フーさん:「ちょっと、手伝ってもらいたいことがあるんだけど、いい?」

私:「なに?」

フーさん:「通話できる?」

ここで少しイライラし始めた私がすぐにフーさんに音声通話をかけた、用事の内容はこう:「今夜、政府の不動産機関が宴会を開くので、招待したお客さんの中に日本人がいらっしゃるから、通訳が必要だそう、あなたもし空いてるなら来ない?」とのことです。

私はそもそも政府が嫌いで、急に言われるのも気分が悪いので、すぐに断った。一応こう返事した:「通訳料いくらもらえるの?知り合いに聞いてみるよ」と、お金を稼ぎたい知り合いを思い出してそう推薦したが、

「いや、無償でやってほしいが・・・」とフーさんが少し困った様子。

「んなら、無理だね」と私がはっきり断ったが。

「んじゃあ、私が払うから、いくらかお友達に聞いてみて」とフーさんが言い切った。

 

いくら中国の人口が多くても、当日に通訳を見つけるのは相当大変なことだし、無償で雇えると思ってるなんてさすが中国政府(笑)。まあ、そんなことどうでもよく、すぐに日本語堪能な知り合いコウさん(若い女の子)に連絡しました。

私:「ハロー、忙しいかな?バイトの紹介に興味あるかな?」

コウさん:「聞いてみようかな(笑)」

私:「今日の17:00から20:00までに、政府が主催する宴会に、日本人のお客さんに通訳を探しているらしい。報酬はあなた自身が決めれるから。」

コウさん:「私のレベルで大丈夫かな?」

私:「あなたなら大丈夫だよ、しかし、都合はどう?」

コウさん:「仕事19:30に終わるが、やるなら休みを取って行くよ。」

 

こうして、コウさんが報酬額(400元、6000円ほど)に決めて、私は確認できるまでに休みを取らないようにと注意して、管理組合の責任者フーさんに連絡しました。フーさんは値切ることなく、すぐにOKしてくれたが、念のため、コウさんに伝えるまでに30分間をあけました(フーさんが気が変わる可能性を考えて)。30分後に、コウさんに待ち合わせ時間と場所をフーさんから言われた通りに伝えて、全てが順調に見えたが・・・

16:20分--

フーさん:「こんにちは、今空いてる?」

私:「うん、大丈夫だよ」

フーさん:「政府機関の車は17:20分にマンションの下に着く、彼女に一人で行ってもらうから、伝えといてね。」

私:「了解」

 

10分後…

16:30分--

フーさん:「悪い悪い、今通告が来た、宴会はキャンセルになった。あなたの知り合いがもう来なくていい!」

私:「・・・」

終わり…(現時点までずっと連絡なし)

 

その後、私が何度もコウさんに謝った、彼女はちゃんと約束を守って休みを取って時間通りに来る予定でしたが、かなりショックを受けた様子。休んだことで仕事に損失が出た分支払いをすると私は彼女に伝えたが、「気にしないで、あなたが悪くないよ。それに、私を信用してくれてありがとうね」と言ってくれた。(いい子だね、涙)

 

この件で、昔に起きた逆パターンのドタキャン事件の記憶が蘇った。それは、私が社会人になった頃の事件です。

就職したばかりの私が仕事をしながら日本語の勉強に励んでいた、その時に知り合った同じく日本語の勉強に励んでいる女の子バイさん、彼女は日本語ペラペラだと噂で聞いていた。日本語を上達するために、日本人と積極的に話すようにする私は、ときどき日本人の観光案内もしていたが、就職で忙しくなったため、都合の合わない案内予定をバイさんに紹介してみた。しかし、それは、最初で最後の紹介となった。

日本人お客さんの空港への到着期日・時間・待ち合わせ場所・案内予定・報酬など事前にバイさんと打ち合わせをしました、バイさんも当時就職していたので、その日に行ける?と尋ねたが、「大丈夫、休みを取るから」とバイさんが保証した。予定日の何日前に心配になって、「休み取れた?」と私が確認をすると、「その日になってから休みを取るから、大丈夫」とバイさんがまた保証した。予定日の前日に、「明日宜しくね」とバイさんにメッセージで連絡した、「了解」とバイさんから返事があった。

当日の午前に、案内する予定の日本人お客さんから連絡があった、「着いたよ、彼女はどこ?」と困った様子。すぐにバイさんに連絡したら、「ごめん、休めなかった」とあっさり断られました。

私はこの日を境目に彼女と絶交しました。結局、その日は、他の知り合いから、早急に日本語堪能な方を紹介してもらって、お客さんを待たせたが、案内は順調に出来たようです。「フー」ほっとした。

 

こんな迷惑ドタキャン事件は、中国ではしょっちゅう発生するようです、やってしまった方は悪いと思ってないから、今度された方も平気にやる側になる。しかし、それでも約束を守る人もたくさんいる、例えば、コウさんのように、ドタキャンされても人に感謝の気持ちを忘れず伝える人や、そして私みたいな人(てへ、笑)。

中国人の性格をよく知り、細かいことを気にせずに接していれば、例えば自分が迷惑をかけた時でもあっさり許してくれる、こんな便利な時もある。

そして、中国人の中でも才能があって誠実な人がたくさんいる、中国人だから差別を受けるなんて不公平だと思います。ここでアドバイス:もし、中国人を採用するなら、できるだけ長く見習い期間をもうけて、しっかり様子をみてから社員にする、同じ部門に2人以上の中国人社員を置かないこと、理由は…聞かないで(笑)

 

 

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noramin

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