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レンジフードが吸い込まない原因は汚れではなかった!衝撃的!!

福岡に短期滞在している上海人NORAみんです。

旦那の転勤先「武漢」へまだ戻れないため、私が以前、投資用に購入した福岡のマンションに、短期滞在しています。

このマンションは博多駅から徒歩7分の位置にあるため、投資用に購入するオーナーがほとんどです。私も、コロナ禍でなければずっと貸していたはずだが、今年の6月に退去してからずっと借り手のいない状況です。そして、行き場のなくなった私が自分で住むことになって、このマンションの欠陥に気付いてしまったのです。

そう!私はこの家のレンジフードの調子が悪いことに気づき、その原因を探っていたら、マンションの施工ミスではないかと疑ってしまったのです。(まだ管理組合と確認取れていないけど)

このマンションの築年数30年ほど、私は5年前にオーナーチェンジの物件として購入しました。購入当時、前のオーナーさんが一度も部屋へ入ったことなく、内部の状況を把握していないのだと仲介業者に言われ、そして、賃貸中とのことで私も部屋の状況を把握せずにそのままマンションを購入しました。投資用マンションにのほとんどはこのような取引の仕組みなので、マンションに隠れた欠陥もそのまま受け継がれてしまうのです。その受け継がれた欠陥は時限爆弾のようにいつ爆発するのかが問題です。

レンジフードの様子がおかしいことに気づいたのは引っ越して来てすぐの時、回すとなぜか風を感じる、そのせいか、ガスの火が風に消される勢い激しく揺れていた、その時、レンジフードの吸い込み力が強いから部屋の方から風が入ってくるのかなと思っていた(独立キッチンなので、部屋と別々になっています)。しかし、何度か料理していると、特に匂いの強い料理(ニンニクを炒めた料理など)をした最中やその後も、なかなか匂いが消えずにキッチンがこもってる感じがして、レンジフードを調べることにした。まずティッシュを細くちぎって作動中のレンジフードのファンの真下に当ててみた、すぐに吸気口の網にへばり付いたので、吸い込み勢いがある証拠。そして、ティッシュを持ったままレンジフードの周りに移動してみると、なんと手からティッシュが飛ばされる勢いで強い風が機体両側の隙間から来てる!それはおかしい!吸気口で吸い込んだ空気がレンジフードの隙間からそのまま出てきたってこと!今度はレンジフードの蓋を開けてみることに、なんと中がとても綺麗だった、空気が漏れる隙間の辺りには油が多少付いているが、換気扇のファンや奥の壁、ダクト配管と接続する開閉ダンパーも清潔で、試しに突いてみても順調に開閉するし、そして開いたダンパーから見えるダクト管もキレイだった。ますますおかしいと思った。30年間使ってそこまでキレイなのか不思議!使用中のレンジフードも30年前からのもの、どんなに大事に使っていても、少なくとも5年間クリーニングしていないから、こんなにキレイなわけがないと思いました。

もうしかして、以前の住人は一切自炊しないで外食していた?それで外に繋ぐダクト排気口が長期間に開くことなく油で固まってしまったかもと思いました。それなら、風が漏れるレンジフードの両側を密封シールを貼って、絶対に風を漏らさないようにすれば、ダクト管の気圧が上がれば、外に繋ぐダンパーの羽が開いてくれるかも!と思いやってみましたが、密封シールを貼ったっことによって、隙間から風は出なくなったが、レンジフードの吸込み力もなくなった!

その後、レンジフードが故障してる可能性も考えて、レンジフードの交換ができる業者へ行ってみることに。事情を説明すると、「これはレンジフードの故障ではなく、配管が詰まってるか、外壁に付いてる排気口ダンパーが鳥か虫の巣で詰まってるのではないか?」と言われて、配管の調査をした方がいいとアドバイスをしてくれました。

この家はマンション6階の角部屋、排気口ダンパーは手に届かない外壁にあるため、その下は地面に続く崖、どう調査するのでしょう…そうなったら管理組合に電話してお願いするしかないが、それもまたひと苦労。

私「〇〇マンションの〇〇号室に住むものですが、レンジフードが排気されないから、外壁にある排気口に問題があると業者さんに言われたので、どうすればいいのですか?」

管理組合「それなら管理会社に聞いてください。」

私「御社は管理会社ではないのですか?」

管理組合「私たちはビルの管理以外分かりません、賃貸管理会社に聞いてください」

私「オーナーですから、賃貸管理会社ありません」(やはりこのマンションに住む人は賃貸ばかりです)

管理組合「それでも、レンジフードは家の中にあるものですから、共有部分ではないので」

私「故障したのはレンジフードではなく、配管や外壁にある排気口かもしれない、角部屋の外壁、崖なってる壁、それなら共有部分でしょ?どの業者に頼めばいい教えてください!」(どうしても状況を分かってもらえないので、そのやりとりをずっと繰り返していた)

管理組合「業者の紹介はできますけど、費用は自己負担ですからね」(状況を理解しないまま、業者の紹介だけならしてくれるそうです)

私「費用は分かってます、解決してくれればそれでいいです。」

まず、故障の部位について分かってもらえなかったし、それに、なんとなくこの管理組合は補修や責任を負うことに極力に避けたい感じがしました。それもそのはず、ほとんどの住人が賃貸だから、問題があれば賃貸管理会社に訴えて、そしてオーナーは事情をはっきり把握せずに費用だけ出して終わりにするから、管理組合はオーナーと直接のやりとりをしたことがないだろうしオーナーに文句言われることもなかったでしょうね。

その後、私は管理組合から紹介してくれた工事業者とコンタクトとって、話してから分かったことですが、なんと、この会社はただのリフォーム会社だった、外壁にある排気口に触れることができないとのことだった。しかし、レンジフードの配管を調査してクリーニングすることについて、できなくもないからやってみたいとのことなので、他に頼めることろがないから、お願いすることに。そして、今日がその工事日、問題が発生。

まず、キッチンの天井にダクト配管が通るその真下に穴を開ける、そして、ダクト配管を排気口が見えるほどの広さで部分切断する。

ダクト配管に開けるその穴はこれでもまだ小さいので、その後さらに大きく開けていました。配管自体はとても丈夫なものを使用していて、開けるのにとても時間がかかった、しかも配管には経年劣化などの状況は一切見られなかったし、管壁も油などの汚れ一切付いてなくて、とてもキレイだった。

30年間経っても手の届かないところまでこんなにキレイに保つなんて、おかしいと思いました。結局原因はなんだ?業者さん曰く、(写真の奥に写ってる)この開閉口ダンパーの周りに油でくっ付いてしまって、だからずっと締め切った状態なんだと言って、一生懸命に排気出口をタオルで洗浄していた。しかし、排気口に油でくっつくのなら、配管にも油が付くはずだが、油などの汚れ一切なかったのに?!

「ちなみにダンパーの羽はどちら側に向けて開閉するの?」と聞くと、

「内側に向けて開くタイプですよ」と工事屋さんが困っていながらもこう説明する、「これは多分、内部の圧力と外の圧力でうまくこう…差ができて、内側に開く仕組み、ですよ」と無理やりに説明していた。

「そうなんですか。」素人の私は一瞬信じました。

洗浄が終わって、穴を塞いて復旧工事に入る手前、どうも納得いかない私が一旦穴を仮止めにしてもらって、レンジフードを回してみることに、それが、結局、工事前と同じ状況だった。

「その圧力の話、本当ですか?ダンパーの羽は外側向きに開きますか?」と私ますます不信感が湧いてきて。

「外側向きには開かない…」工事屋さんもおかしいってことに気づき始めて。

内向きにしか開かない羽なんて、雨水やごみを入れてくる役割?!レンジフードからの風圧で外向きに羽が開くダンパーじゃないと絶対おかしい!これは、排気ダンパーの羽が逆に付いてるってことしか考えられません!

内側から羽を引張ってテープで止めた、外から入ってきた小石などはっきり見えます。

拡大してみたらよく分かります、外からの風で羽が内側へ向けて開いてしまう、ネットで正常な排気ダンパーの写真をコピーして比べてみました↓↓↓

この二つは正常な排気口ダンパーを示す写真と図です、外壁かたみた羽の様子は外側へ向けて開くのです、そして、外部の風からゴミや雨水を守ってくれます。

現在は、天井に穴が開いたままの状態で、月曜日に管理組合と話すことに。どう解決するかまた日記に書きます。

結論:私にとっての衝撃は、30年間、誰も気付かなかったこと;そして、このことが中国のではなく、日本で起きたこと…

2020年9月1日追記:

管理組合からの返答がありました、今回はついに専門知識のある方から連絡がありました、内容をまとめました:

1、排気口のダンパーは、防火ダンパーと言って、一定の温度を上回ると、羽(開閉扉)についてる温度ヒューズが外れて、延焼を防ぐため、扉が完全に閉まるとの仕組みです。

2、マンションで使用する防火ダンパーには2種類があります、前面ヒューズ防火ダンパーと後面ヒューズ防火ダンパー。今回のような防火ダンパーは後面ヒューズタイプ、羽根が逆さについてるわけではない。

3、マンションは構造上に欠陥がないし、防火上にも問題がないので、責任はオーナー側にある。

以上、専門知識の回答ですから、納得できるとします。

今回の経験から、私個人視点から考えをまとめてみました:

1、年数の古いマンションの場合、排気口の向きをチェックする。特に角部屋の場合、私の物件と同じように、崖なっている外壁についてる場合結構あります。もし、このような物件に出会ったら、まず、排気口の下あたりに汚れがあるかどうかの確認すること。写真のように綺麗な外壁でしたら、防火ダンパーが閉まってる可能性が高い、もしくは大希望修繕で外壁クリーニングをしたか、修繕記録を確認すること。

2、排気口はもし手の届かないところにある場合、防火ダンパーの位置を確認。今回のように、排気口は手の届かない外壁にある場合、合理的な付け方としては、レンジフード近くのダクト管の中に付けるとのやり方、同じ仕組みなので、火災になった場合に延焼を止められるし、誤作動になったとしてもレンジフードを開ければすぐに元に戻せる。

3、年数のあるマンションを購入する場合要注意。30年前に建築したマンションとかは、建築当時経験の浅い状況だった、10年20年後に起きるだろうとの問題について未知がいっぱい、とにかく国家基準(耐震基準や防火基準)に満たせばいいとのことだったと思います。なので、古いマンションを購入する場合、それなりにかかる補修費用など、最悪な状況を想定して購入しなければならない。

4、管理会社が建築会社(建築委託先)とグループ会社の場合要注意。私のこのマンションも含めて、このような管理の仕組みが多いと思います。その仕組みによって、施工ミスや欠陥の発見がされにくいのです。住民が気付かない限り管理会社は隠蔽し続けた方が得です、まず、大希望修繕の時にオーナーの財産である修繕積立金で改修することができる、そして、10年20年過ぎてしまえばどんなことが起きってもオーナーが全責任を負うのです、どうせオーナーは修繕費の収支をチェックしないし、管理組合の総会にも参加しないから、責任あるよね?!

以上、参考までに!

 

 

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noramin

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