旦那の実家埼玉で外出自粛中の上海人Noraみんです。中国の外国人入国禁止令によって、私と旦那はまだ武漢へ帰れません。
「旦那の実家に住むなんて大変でしょ?!」と、よく日本人に言われますが、「まあね〜」と返してるけど、多分、お互い言う「大変」の意味が違うだろうね…
旦那の実家は古い一軒家なので、隙間だらけで冬寒くて夏が暑い、そして、義両親は2人掛けのソファーに座るので、私と旦那はいつも地べたに転んで座るから、しばらくすると腰が痛くなる。自分の家ではダブルベットで大きなフワフワした軽くてあったかーい羽毛布団で二人くっつけて暖かく眠れるのに対して、実家では地べたにシングル敷布団二つで別々で寝て、布団が重たくて苦しい(昔の羽毛布団)…、私にとっての「大変」はそれぐらいかな。幸い、義母はとても優しくて寛大な人、一緒に暮らしていても嫌だと一度も思ったことがないが、たまに天然なところがあって、対応に困った時よくありますね(笑)。
例えば昨日、
義母「中国いいよね〜」
私「どこが?」
義母「風景の綺麗なところいっぱいあるじゃない?」
私「まあね〜おかあさんは中国のどこへ行ってみたいの?」
義母「行ったことないから、分かんない〜」
私「一緒に旅行で行ったじゃん〜武漢の周辺とか、四川とか、上海とか…どうだった?」
義母「ああ〜あれね〜どんなだったっけ…」(もう忘れてる…)
…
義母「みんちゃんは中国の行ってみたいところある?」
私「ないね〜」
義母「ええええっ!?なんで?」
私「日本のように観光しやすく環境を整えてないから、安心して旅行できない。」
義母「なんで?!」
私「例えば、公衆トイレがなかったり、汚かったりとか」
義母「えええええええっ!!」
私「おかあさんだって、中国の公衆トイレで:ウォシュレットがない、お尻を洗いたいと騒いてたじゃん」(笑)
義母「あああ、思い出した、あれは汚いトイレだったね!」
私「あとはね、食べ物がまずい。」
義母「ええええええっ?!中華って美味しいじゃない?しかも本場の中国で」
私「ほら、恩施(武漢周辺)ホテルのレストランで食べた硬いチャーハン、四川で飲んだ味しないスープとか、武漢で食べた油っぽい麻婆豆腐とか…」
義母「あああ〜なんか美味しくなかった記憶があるね〜」
私「あとはね、観光地でぼったくりやスリが多くて危ない」
義母「ええええええっ!そうなの?!しらなかった〜」
私「外国人が特にぼったくりにあいやすいし、大変だよ」
義母「へえ〜そうなんだ」
…30分後
義母「みんちゃんは中国のどこへ行ってみたいの?」
私「ない…」
義母「ええええっ〜なんで?」
私「…」
また最初から話すかと思ってショック受けたが、何度も話してるうちに、どうも中国の綺麗な風景で有名なところはどこかを知りたいだけだった。
私が12年前、まだ日本語の苦手な時期に、朝食に残った鮭の皮を見て、その後義母にこう言っていた:
「中国人は魚のこれ、食べるよ」自分の腕を上げて、指で皮膚を指して、皮だと伝えようとしていた、
「これ?なに?」義母は頭を傾げて意味をわからなかった、
「魚のこれ、これよ」わかりやすいように、指先で皮膚を挟んで見せた、
義母も腕を上げて、指で手首のところを指しながら、「骨?」
「そうそう!これ!」そうね、私は当時、骨の言い方もわからなかったのだ、
「そうなんだ!」義母は信じた。
あれから何年かかったか忘れたけど、義母はずっと、中国人は魚の骨を食べるんだってことをずっと信じてた…
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