こんにちは、武漢在住の上海人Noraみんです。今日の武漢も素晴らしくけむってますね～
武漢と言ったら、最近話題になっている武漢肺炎のこと、ご存知ですよね。現在のところ59人が感染しているのに、まだウイルスの正体がわからないと言う、待ちきれない市民がSARSではないかと拡散したところ、そう、すぐ逮捕さてしまった。まだ正体がわからないこのウイルスについて、唯一確実にわかったこと、それは政府が発表した「事実」、この病気、人から人へと感染しないのだと言う。信じるかどうかあなた次第です（笑）。
さて、本題に戻ります。中国で○○会員になる前に知っておきたいこと、その○○は、今回の場合、ゴルフ場のことを書きますが、他のケースにも当てはまるので、注意しとかないとやられますよ。
※愚痴ばかりの長文なので、本文を飛ばして、最後の「まとめ」をご覧くださいね。
私は武漢の東方ゴルフ（东方高尔夫）にある二つの施設の会員になっていた。一つは、東方ゴルフの中にある練習場－－大方練習場会員、もう一つは東方ゴルフのコースで使える－－东方高尔夫会員。二つとも、トラブルが起きていました。
最初に会員になったのは、大方練習場会員。見学した日に練習場のえらいさんチョウさんが接待してくれて、年会費9800元（約15万円）の打ち放題コースをすすめてくれた、ここの打ち放題コースとは－－メイン申請者1人とその家族が1年中にボールを無制限に打てるが、他人の連れ込みはできない。実は以前、武漢の金銀湖ゴルフ場の練習会員になっていたごろ、よく友達と平日に通っていた、金銀湖の会員カードは本人限定しない打ち放題コースなので、とても便利でしたが、金額がこの大方ゴルフ練習場より値段が高い（1万3800元、21万4千円ほど）、
迷っていた私にチョウさんがこう提案しました「お友達と一緒に来たいなら、友達に無料券を20枚あげますよ、1枚99元もするんだよ、お得でしょ！」
「んーん」と私がまだ渋っていたら、
「じゃあ、さらに５回無料回数をあげますよ、全部で２５回！どう？」
「値引きはないの？」値引きするくせがある私、
「いやいや、25回の無料回数もあげるんだから、2500元の値引きに相当するでしょ」とチョウさんの表情が渋くなってきた。だいたいここら辺で値引きの最大限だろうと、私ら中国人はいつもこうして交渉する（笑）
「じゃあ、分かった、春節が終わったらまた来る、それまでに使わないから、まだいい」と帰ろうとする私、
「今日支払いをすれば、無料券をすぐに渡すよ！会員権も使用した日から1年間ですよ！もし、次回に支払うとなると、この割引ができないかもよ！私がいないと他の人にその権限がないよ…」と私を一所懸命に説得。
私の日本人旦那は値引きのやりとりを嫌っていて、値引きをするぐらいなら言われた通りに払いたいタイプ、私たちのやりとりを見て、隣で「いいよ、払う！」「いいよ、払うよ！」「払うから」「は！ら！い！た！い！」と、払いたい気持ちがバレバレでした。そう、結局払うしかなかった。
その日に、9800元を支払って、A4の紙（契約書）にサインして、そして20枚の「招待券」と印刷された無料券をもらって帰りました。（25回無料券のうち5回は回数データ、そのえらいさんによると、権限の問題で、20枚以上の券はあげられないから、残りの5回はパソコンにメモってあるとのこと。）
みなさん、そのからくりとおかしなところ、もうおわかりでしょうか？
そうです、会員になった証明がない！実は、会員証や契約のコピーなど、一切証明できるものがないのです。その場でも気づいたのだが、「大丈夫ですよ、こちらのパソコンで全部記録してあるんだから、会員の顔を覚えてるよ、安心してください。」と言われたとのことでした。しかし、実際、信じてしまったら、トラブルが続出だった。
まず、パソコンに記録してあると言う５回の無料回数、実際、お友達と行くと、毎回ルールが違う、最初は、友達にも打席つきで、打ち放題でしたが、2回目から、「お友達は打席がないよ、共同で使ってください」とのことになったのです。それから担当スタッフによってコロコロ変わり、5回目の時にやっと、「上に確認したところ、これは打席付の打ち放題回数券だった」とのこと。
そして、トラブルがあったのは、20枚「招待券」と書かれた無料券。実はこれ、打ち放題ではなく、ボール60個が無料との無料券、それ以上に打つと、30個につき25元（400円）がかかるとのこと。私はすぐに、当時のチョウさんにクレームを言ったが、チョウさん曰く、「招待券」は「击球券」ではない、「击球券」は、一枚99元で販売している商品なので、配られないのだと言う。これは私の勘違いによるトラブルのようにみえたのだが、実は騙されたのです。でも、何も言えなかった。
ここでトラブルが終わったかと思いきや、1年間の期限になってきて、つい先週、またトラブル。先週、練習場のスタッフに、「あなたたちの会員は1月12日に切れるから、続けるなら1000元の割引ありますよ」と素晴らしい笑顔を見せながら言ってきた。「オッケー、考えとく」と返したが、会員証もない私たちの会員期限はどうやって自分で確認するだろうと思ったのです。
当時の契約書をみせてとか、パソコンで確認させてとか、さすがに言えない！どうしよう……そうだ！電子マネーで支払った期日をたどっていけばわかる！当時は、アリペイで支払いをしていたので、その履歴を調べてみると、支払い日は確かに2019年1月13日。しかし、思い出してください、「今日支払えば、会員権は使用した日から1年間ですよ」と当時スタッフのチョウさんがそう言っていた。なので、支払った日はカウントされないのだ（支払い日に、ゴルフクラブを持っていなかったため、練習できるわけがない）。たまたま、旦那のメモ帳に1月26日のところに「ゴルフ練習開始」と書かれたメモがあったので、これで確信を持って、練習場のスタッフに電話しましたが、1月12日までだと言い張るのです。
たったの2週間差だから、すっきりしないまま諦めました。
そして、この東方ゴルフ場で、もう一つのトラブルがあったのです。それは、ゴルフコースの東方ゴルフ会員です。
練習場の先生から、コースに出るなら、回数会員になればお得だと聞き、営業のリーさんを紹介してもらった。練習場の先生曰く、「1万元で会員になれば、半年間の期限内で30回もコースを回れるんだよ、しかも誰でも使えるから、使いきれない分他人に譲ればいい」とのこと。その営業のリーさんに聞いても、同じような内容を言われた。旦那と相談したら、1万元30回なら一回につきたったの340元（約5000円）、超お得やん！（当時は平日480元、土日20人以上820元、20人以下990元、平日も休日も外国人なら1180元、季節によって変動）だから、買おうと決めて、受付で1万元を支払うことに。しかし、ここでまたしくじります。
受付で「1万元30回のコース会員買う」と伝えて、「はい、1万元」と言われ、念のためと思い受付の若い子に聞いた
「1万払えば30回本コースを回れるんだよね？」
「はい、そうです」
「ほかに何か費用などがある？」
「経理（ジンリー）～、経理（ジンリー）～」と受付の若い子が奥の扉に向かって叫び始めた（ジンリーとは部長の意味）
そして、奥の部屋から30代の女性が出てきて、事情を聞いてからこう言った「あなたの担当のリーさんはなんと説明した？」
「リーさんは1万元で半年以内に30回コースを回る、本人に限らずに使えて、それだけだと言われたよ」と私がそのジンリーに説明した、
「じゃあ、そういうこと、分からなかったら、リーさんに聞いて」とジンリーが言い残して部屋に入って行った、
それから、私が1万元を支払って、A4の紙（契約書）にサインをして、なにももらわずに帰りました。
そうです、また証明できるものがない！もちろん契約書のコピーもない。コースを予約する時に、会員だと伝えればいいとのことで、会員証らしきものを発行していないそうです。
そして、その次の週、1回目の使用でい回目の事件が起こります。ちょうど旦那がコンペに参加する日に、会員権を使うとリーさんに予約のメッセージを入れました。そして、コンペが終わって会計時に私に確認の電話をくれました、「念のため、会員だと言うこと伝えといてね。」と旦那に言われて、携帯をかわってもらって、私が会計受付に「会員○○（名前）です、リーさんのところで予約しました」と、そして、会計受付が「わかりました。」と言って、また旦那に携帯を返した。これで大丈夫だと思い、旦那はそのまま帰ってきた、が…
家に着いたとたん、私の携帯にリーさんから電話がかかってきた、
「もしもし、あなたはまだお金払ってないでしょ！」とリーさんが焦った様子、
「えっ？！何の話？」と私がさっぱり、
「今日コースに出たお金よ！会員だから、320元を払うんだよ！」とリーさんからあり得ない話を！
詳細を聞いてやっと分かったことですが、半年間30回の会員権は、1万元の会費と毎回320元の別料金がかかるとのことだった、そして、リーさんにこう言われた「このコースは人気だから、いらないなら解除すれば」とのこと、
しかし、なぜ支払い時に別料金があることを知らせなかったのか、そのやり方についてすごく不満だったので、リーさんに問い詰めたが、
「契約書にも書いてあるし、普通知ってるだろうと思った」とリーさんが反論、
「あなたとのメッセージのやりとりで、1万元以外別料金がないかと聞いたとき、無いとの返事の記録があるよ」と私も負けてはならない、
「だって、どうせ受付で説明を受けるからと思って、適当に回答しただけ、結局受付で受けた説明が基準だから」とリーさんがこう言った、
実は、受付で私が質問した時、リーさんの言う通りだと言われ、質問があったらリーさんに聞いてくださいとのことだったが、いったい責任はだれにあるかむしろわからない状態、もちろん、契約書の内容をみていない私が一番の責任だけどね。
そこで、私がリーさんに当時サインした契約書の写メを送ってほしいのと、この会員権を解除したいとのことを頼んだ。しばらくして、契約書の雛形（サインなし）の写メが届きました。その契約書の文書によって確かに1万元半年間30回と書いていて、続きに毎回240元のサービス料と書いてありました。
「あれ、320元って言ったが、契約書には240元と書いてあるんですけど」と私がリーさんに聞いた、
「あと80元はカート代だよ、書いてないけどみんなが払うんだよ」とリーさんがまた常識のように言っているが、
「もういい、この会員権を解除したい、お願いします」とうんざりした私が解除を決めました、が…
「この種の会員権は使用が始まれば解除できない！」
「は？！」最初、たしかに、いらないなら解除すればと言われたが、勘違い？と頭を傾げるわたし、
そして、理不尽なやりとりがしばらく続いて、最後に、リーさんが別のお客さんに転売するとのことで、その日、1万元を返金してくれて、そして、リーさんが「○○さん（旦那の名前）もう会員ではないから、はっきり伝えといたからね！」とメッセージを残して、この件を終了しました。が…
まだ終わってないです。
その日から2週間、旦那がまた東方ゴルフでコンペ、予約はいつものように勤務先のスタッフに取ってもらって、そしていつものようにゴルフ場のフロントでカードで会計をして帰って来た。しかし、その日、なぜか一切関わっていない私の携帯に、リーさんから電話がかかってきた。
「あなたのところはもう会員じゃないって言ったでしょ、金額が違うよ！」と怒りながらしゃべるリーさん、
実は、旦那が会計時にカードを渡しただけ、いくら引かれたかを見ずにその場を離れた、しかし、会計受付が名前で会員だと認識して、320元のサービス料のみ引いて会計したようです。（会員名義を変えないまま他人に使わせているようだが、ゴルフ場の会計スタッフに伝えていないのか、スタッフが間違えたのか、不明）
「ちゃんと支払わないと、ブラックリストに載せるからね！」とリーさんが脅迫しながら言うのです。私らが食い逃げするのではないかと思われたのでしょう、リーさんは常に喧嘩腰でした。
電話を切ったあと、旦那にカード明細を確認してもらって、確かに320元だったことを確認し、リーさんに差額を送金した、そして、「これから間違いないでほしい」とメッセージを送ったのだが、リーさんからの返事はありませんでした。
それでは、まとめます。
●中国で○○会員になる前に本当に得なのかを調べること
例えば、大方ゴルフ練習場では、年間会員と別に、99元の「击球券」（打ち放題）も販売しているのだが、5枚セットで1ヵ月間の有効期間、毎月5回行っても年間6000元。実際、中国の連休や真冬・真夏に、練習に行かないから、券のほうが自由でお得です。
●会員になるなら、お得の○○特典付きを安易に信用しないこと
○○券をでもらっても、約束の内容と相違があったり、オーナーが変わって使えなくなることや、ゴルフ場に限らず、美容室やジムなども、約束の特典が途中で無効になるのはよくあることです。無料ドリンク券・無料食券・無料プレゼントなど、このような券があるなら期限に限らず、なるべく早く使用した方がいい。
●会員証の他、サインした契約書をコピーして保管すること（契約書を入念にチャック）
口頭で約束したことをすべて契約書に書くようにさせること、例えば、今回大方練習場で契約する時、「13日は支払い、開始日は次回にする」と、このようなことを一筆書いとけばトラブルにならなかったかもしれません。
●なるべく会員にならないこと
自分の知り合い中にもいたのですが、ゴルフ練習場の年会費を払った1ヵ月後に店が倒産し封鎖されたことや、私が以前年会費を払っていた金銀湖ゴルフ練習場も途中でオーナーチェンジになって、幸い会員権はそのまま残ったが、食事券やドリンク券は無効になっていた。
最後に裏ワザです。
ゴルフコースの一番安い値段を知りたいなら、中国人が集まるチャットグループに参加するといいです。最新の各ゴルフ場の安値を受け取ることができるので、安心です。
それでは、たま＾＾
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