感想&体験

引っ越しの理由と快適に暮らすための裏技(中国語音声あり)

私は旦那の転勤が原因で、2年前に福岡から中国の武漢へ引っ越して来ました。上海出身の私にとって、武漢は中国第二の住む町になるとのことで、とても新鮮でわくわくしていましたが、最初のうち失敗もたくさんありました。今回の記事では、賃貸物件に関する失敗談を皆さんにシェアーしたいと思います。

 

 

中国へ転勤する日本人駐在員はホテルにお住まいな方が多いと思います。しかし、うち旦那の会社はそんな予算がなくて、比較的に家賃の安い一般住宅への引っ越しとなってます。

 

転勤が決めた次の週から、旦那は単身で一足早く武漢へ赴任しました。その時に旦那が一人で高級住宅地にある2LKの物件を決めました。紹介してくれたのは武漢に支社がある日本の不動産管理会社Sです。

 

引っ越しの準備や荷物の整理などへとへとになっていた私が、新居に着いたらどうせゆっくり休めると自分を励ましながらわくわくして、旦那に言われた住所へ到着しました。

ここは高い塀と巨大な鉄門に囲まれた閑静な住宅地、周りからべったりくっついて来るジブリ感のある建物を高い塀で隔離して、一歩踏み入るとまるで別世界、なるほど、これは曰く高級住宅地ってものね。中国の格差社会の現実を感じながら(中国出身の私でもつくづく思います)部屋へ到着、玄関を開けた瞬間、溜まっていた疲れがストレスとなって襲ってきました。そこで目にしたのは:

 

ボロボロで開けにくい玄関ドア

 

カーテンのような柄に土のような色の壁紙(金色かな)

 

隙間に泥が詰まってそうな大理石の床

 

リビングの真ん中に土足で踏まれた経験のあるカーペット

 

経験豊富そうな巨大ソファー

 

染みつきのシモンズ

 

きつーい油の匂いがする台所

・・・

 

とにかく、この時の心境は Oh My God! この一言が一番ふさわしい。

 

 

後で旦那に聞いて分かったことですが、いろんな物件を見せてくれたけど、うちの予算だと、経済開発区(工業地域)にあるホテル風の物件以外、都心部に近い物件はみんなこんな感じだそうです。

 

 

このマンションは塀を超えた向こうの団地と密着していて、うちは5階に位置しているため、団地側のベランダにいる同士とあいさつできるぐらい距離がとても近いです。洗濯物を干したりする時に、向こうのおじさんと目と目があって、「おっす!」と言ってきそうでした。そのため、家中の窓ガラスすべて最初から目隠しシートで貼られていました。土色の花柄の壁紙と外を見えない窓ガラス、日々その圧迫感のある空間で過ごしていました。

 

いろんな不満がありながらも1年過ぎました。そのうち玄関のドアは何度も故障して、不動産管理会社Sに修理を頼んでいました。鍵の故障や金具の外れなどすべて対応してくれましたが、最後、ドア本体の木材が完全に割れてしまって鍵をかけても外から強く押せば開けられる状態になっていました。不動産管理会社Sに問い合わせをした結果、家主さんは修理したくないとの回答でした。よし!これでやめられると引っ越しの決心をしました。

 

そのきっかけで、不動産管理業者の闇を知りました。

 

 

私はまずネットで「賃貸物件」を調べました、その時になんと、うちそっくりな部屋を発見しました、写真に写ってる家具も同じものばかりです。これは間違いなく今住んでるこの部屋だと確信しました。次の瞬間、私は怒りを感じました。それは賃料なんです(おそらく以前公開した時の記録まだネットに残っていた)。

 

 

当時は、不動産管理会社Sに毎月込々12000元(約189000円)を支払ってます。込々内容は:家の賃料・電気水道ガス・週2回2時間ずつの掃除・インターネット。

アプリや管理組合からの通知などで、毎月の光熱費・インターネット料金が分かるし、掃除婦から聞いた掃除代月いくらかもわかってます。

 

引き算にしてみました:

12000元(総支払)-1200元(月の光熱費最高額)-100元(インターネット)-500元(月の掃除代最高額)=10200元(約16万円)。

 

管理費込みの家賃は 10200元 との計算になります。

 

しかし、ネットに出ているこの家の賃料はなんと月額 4000元 です。

 

そうです!不動産管理会社Sに家賃額の倍以上の管理費を支払っているとの計算になります!しかし、管理と言うのはトラブルがあった時に、家主さんかマンション管理組合の間に立って通訳してくれるだけのことです。

結論を言うと、通訳サービスに家賃以上の費用を払ってるとのことです。

 

 

その後、私は直接にマンションの管理組合へダメもとで聞いてみました、なんと、賃貸に出したいオーナーがいれば直接に紹介してくれるサービスを行っているとのことです。それだけでなく、家賃や契約内容は家主さんと直接に話し合いで決めることができて、しかも仲介料なんと無料です。(この住宅地のオーナーたちは毎月高い管理費を管理組合に支払っているからです。)

 

 

私はそのまま、管理組合の紹介で5階100㎡の2LKから、現在の住む20階150㎡以上の3LDKへ引っ越しました、同じく月額込々12000元で、全部屋原木フローリングに全部屋ガス暖房つき、さらに、家主さんはカナダ在住のとても上品で話しやすい方で、こちらの要望に合わせて家具を入れてくれたり、便座ごとウオシュレットに新調してくれたり、電化製品もできるだけ搬入してくれました、もちろん光熱費などもすべて込みです(掃除サービスを辞めました、理由は以前書いたこちらの記事をご覧ください「中国でお手伝いさんを雇う?やめた方がいいかも!」)。完璧とは言えないが、以前の5階の窮屈な部屋と比べると今はとても満足です。(この家賃レベルなら日本でも快適に暮らせるからね、中国はとても物価の高い国になっています。)

 

 

実は外国人が居住する高級マンションでは、外国人でも利用しやすくするために、担当管理人が常駐して対応してくれます。トラブルがあった時に直接に電話してもいいが、中国語を話せない方には二つの方法があります。

 

①管理組合の担当者に身振り手振りで伝えます、伝わらない場合は家に来てもらって目的をみせます、それでほとんどは理解してくれて解決してくれると思いますよ。

 

②自社のスタッフに頼み管理組合に電話してもらいます。

 

 

もちろん、居住する部屋に不満や不便があったとしても気にしない方や、どうしても中国語を話したくない方には不動産管理業者を通じて管理してもらった方が楽なのですが、自分でトラブルを解決したり、中国人と交流を深めたりするうちに、中国語を鍛えることができるから、楽しんで挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめます、中国で快適に暮らしたいなら、日系の仲介業者を通さず、マンションの管理組合やホテルの営業へ直接に問い合わせしましょう!

※(2019年7月17)追記、もう一つの方法があります:airbnbでお気に入り物件を短期間予約して泊まってみます。住み心地やホストとのやりとりによって、中長期で借りるかどうかを決める。中国でもairbnbに出店するホストが多く、そのほとんどは英語ももちろんのこと、日本語も通じるホストがいるようです。


 

 

それでは、今回の中国語コーナーです

 

中国人と食事をしたことがある方からよく聞く話です:お腹がいっぱいなのに、「食え!食え!」と言われ、無理やり食べました。なんてこともよくあるのではないでしょか。実は、中国人の立場から言うと、相手に最高なおもてなしをしようとしています。お客さんは常に遠慮しがちですから、こちらから豪快に誘わないと失礼だと思ってるからです。

 

もし、その場にいたらどう対応するか、状況に合わせて下の音声をチェックしながら勉強しましょう。(2回ずつ発音します)

 

 

バターン① お腹いっぱいだよと伝える

「吃飽了」(チーバオラッ)

 

 

バターン② 意思強くお断りする:もう食べないから。

「真的不吃了」(ジェンダブーチラッ)

 

 

バターン③ 少しイライラして:もう二度と言うな!と指示する(バターン①②を言ったのにまだ誘ってくる時に使ってみよう)

「你別再叫我吃了!」(ニーベイザイジャオウオチラッ)

是非フォローしてください

最新の情報をお伝えします

noramin

愛好探究外星人、UFO、幽靈、UMA、傳説神話、不解之謎……。請跟我一起挖掘地球上和地球外的驚怪事件,讓枯燥乏味的日常生活充滿希望和動感吧!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Back To Top